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葬儀を行うだけでも大変なのに
葬儀を終えると
待ったなしで、故人に関する
死亡後手続きが待っています。
ざっと書き出してみますと
・故人の預貯金や株など
・故人の生命保険
・年金や国保などの廃止
・不動産の名義変更
・引き落としなどの解約
・その他名義変更
細かく出しますと
まだ他にもありますが
今日は一般的なもので
私自身が経験したことを
述べて見ます。
まず、公的なものから行きますと
故人の年金をストップさせ
死亡月までの年金受取に関する
手続きです。
これは年金の証券や保健証に
基礎番号が記入してあります。
それを用意して
年金予約ダイヤルに電話を入れ
窓口に行く予約日時を決めます。
次に必要となる書類を指定されますので
それらを予約日時の当日まで
揃えておきます。
主なものは
１、年金証書
2、年金手帳
３、戸籍謄本（故人の死亡日まで記載してあるもの）
４、故人との相続がわかるもの
５、窓口に出向く人の身分証明書（免許証など）
６、受取人の預金口座番号
になります。
ここで故人の年金証書や手帳が見つからない場合
無くても手続きは可能ですので
年金予約ダイヤルに電話したときに
それらの事情を伝えて下さい。
尚、年金受け付けは
最寄りの社会保険事務所になります。
（日本全国どこの社会保険事務所でも対応可能です）
次に国民健康保険もしくは
後期高齢者保険は故人の住所所在地の
役所の窓口にて手続き出来ます。
持参する物は
１・保険証
２、火葬許可証
３、届出人の口座番号のわかるもの
になります。
広島市では3万円の葬祭料が
支給されます。
介護保険証も役所に行かれた場合
返還してください。
葬祭料は出ません。
広島市や県外の方で
原爆被爆者手帳を持参の方も
役所にて葬祭費請求の申請を
行います。
用意するもの
１、被爆者手帳
２、死亡診断書のコピー
３、火葬許可証
４、届出人の口座番号のわかるもの
葬祭費として約22万円拠出されます。
次に
固定資産税の通知書の名義変更は
同じく役所内に窓口があります。
この場合は
新たな名義人になる方と
故人との相続関係のわかる
戸籍謄本が必要となります。
その他には
・相続する方の身分証明証（免許証）
（顔写真入りのものを言われます）
・固定資産税を引き落としする場合
口座番号と届出印が必要です。
尚、土地や家屋の名義変更は
法務局に問い合わせを行います。
素人の方でも手続きは可能ですが
意外や煩雑さを極めるので
私個人が思うに
司法書士さんにお願いするのが
良いと思います。
ちなみに登記料金ですが
素人の方が行っても
印紙税などで約10万円は掛かると
思って下さい。
次に生命保険は
保険会社に電話すると大丈夫です。
保険証券と死亡診断書が必要になります。
故人の口座から
引き落としになっているものは
解約や名義変更を行いましょう。
口座が凍結された場合は
遺産分割協議が必要になります。
これは相続人が何人いるのか…
ここからスタートになります。
その為に故人の原戸籍が必要で
故人の相続人を調べます。
気を付けたいのは
ひとりでも同意しない方がいると
口座凍結は解除されません。
よって故人が生前のうちに解約する…
これが一番良いのですが
そうもいかない方が多いのも事実。
亡くなると想定外なことが起こりますので
口座に関することは注意が必要です。
海外に相続人がいる…
相続人が行方不明…
この様な場合、預金凍結解除まで
相当な日数を要します。
故人が株式など持たれた場合も
注意して下さいね。
株を相続する場合は
故人の証券会社にある口座から
相続人の口座に移動します。
そのため相続人が株を行っていない場合
同一証券会社の口座を持つ必要があります。
本日はこの辺りで…
