葬儀を行うにあたり最高の親孝行とは 広島 葬儀 広島 家族葬 安芸葬祭

「おふくろの最後を

見届けるのが自分の仕事」

何年振りかに出会った

喪主さんは言われました。

 

久しぶりに見る喪主さんは

闘病中だとわかる雰囲気でしたが

私には元気な頃と何ら変わらない

声質です。

 

「余命宣告を受けており

ひょっとすると自分が先に亡くなる

かも知れない…そう思っていた。

しかし、おふくろの最後の日まで

とにかく頑張ろう…生きよう…

そう思って頑張った…」と

私に言われました。

 

この喪主さんとはじめて出会ったのは

平成4年のこと。

お父さんの葬儀でした。

 

当時は30代で当然ですが

元気の良い方でした。

 

つい数か月まで

現職として働いておられたのですが

さすがに自分の身体が思うように

機能せず、人に迷惑を掛けてはいけない

その思いから完全療養に入られたそうです。

 

今回のお母さんの死去まで

何回も大変な思いをされるなか

何としてもお母さんより先に死ねない…

その思いで頑張って来られました。

 

私は

「良い親孝行を最後にしましたね」と

喪主さんに語ったものです。

 

喪主さんも

「そうよ…そうよ」と

笑顔で言われました。

 

本当は思うにならない身体に

ジレンマが相当あると思うのですが

喪主さんは辛い顔や

愚痴などひと言もこぼすことなく

「ありがとう」という

最高な言葉を発しておられたのです。

 

周りの親族が気づかいするたび

「ありがとう」

 

私が葬儀の詳細を伝えると

「ありがとう」

 

その様に感謝の思いを

全ての方に伝える喪主さんの姿。

 

同じ男として

そして人間として

本当に素晴らしい…と思ったものです。

 

喪主さんが

お母さんが亡くなるまで死ねない…

その目標をクリアされ

次なる目標は

49日と納骨を見届ける…

というものです。

 

子供さんの肩を借り

歩いていた喪主さんに

「この杖を使ってください」と

ある病院から頂いた中古の

長寿の杖を差し上げました。

 

「この杖を使用していた人は

共に90歳を超えて亡くなりました。

それだけに、あと30年は

頑張らんといけんですよ…」

そう伝えると皆さん大笑いされ

喪主さんもガッツポーズされたものです。

 

人間の寿命は誰にもわかりません。

 

いくら余命宣告を受けようが

それでも10年生き続けた人もいます。

 

喪主さんが穏やかに楽しい日常を送り

そして杖をつき、自己免疫力を高められ

まだまだ生き延びて欲しいと願っています。

 

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